切り絵工房 岡山 は、現在準備中です。

ABOUT

切り絵工房『岡山』 岡山幸志
 
 この度は当サイトをご覧いただき、厚くお礼申しあげます。
 私は昭和41年に旧三重県志摩郡大王町(現在は三重県志摩市)役場に入職し、個人の趣味として昭和59年より伊勢型紙(切り絵)を始めました。
 そして平成8年に大王町が『絵描きの町』を宣言し、当時、幹部職員に油絵等の芸術に携わることを勧められましたが、上記にもあるように切り絵が趣味だったことから、本格的に伊勢型紙に没頭するようになりました。
 以降、地元銀行・郵便局等での作品展、地元中学校での指導(年1回)を行い現在に至っています。
 私が作る切り絵は、『志摩切絵』と名付け、台紙等のこだわりがなく、更には堅苦しくない作り手のオリジナリティーを重視した自由度がある切り絵です。
 これから志摩市の伝統工芸となれるよう、日夜、努力し続けています。

◎岡山幸志(おかやまこうし)
 昭和21年生(本年で67歳)
 平成19年3月にて退職以降、受注を受け、各お祝いの切り絵(命名・新築等)や、特に縁起を担ぐ商売をされている方等から、縁起の良い絵柄のもの(七福神・富士・干支他)を、色紙サイズからA3サイズぐらいまで、オーダー物を中心に製作しています。
 

◎伊勢型紙について

 伊勢形紙(いせかたがみ)は、着物などの生地を一定の柄や紋様に染色するために使われる形紙の一つである。近年では単に染色用の形紙だけではなく、図柄の芸術性が評価され、美術工芸品や家具などに使用されることも多い。
 三重県鈴鹿市で主に生産されており、現在流通している90%以上の伊勢形紙はこの地区で生産されている。
 1955年(昭和30年)、文化財保護法に基づき工芸技術としての「伊勢型紙」が重要無形文化財に指定され、6名の職人が重要無形文化財保持者(いわゆる人間国宝)として各個認定された。1993年(平成5年)には伊勢型紙技術保存会が重要無形文化財「伊勢型紙」の保持団体に認定されている。また1983年(昭和58年)には通産省の伝統的工芸品の指定を受けている。

※製法
 柿渋によって張り合わせた美濃和紙を台紙とし、彫刻刀で図柄を彫る。台紙は何枚か重ねて使うので、同じ柄の型紙が一回の彫刻で複数枚出来る。使用する彫刻刀の種類によって錐彫り・道具彫り・突彫り・縞彫りに分類される

※漢字表記
 漢字表記は伊勢形紙、伊勢型紙の二通りあり、どちらも使用されている。
 鈴鹿市産業政策課によると、重要無形文化財として指定を受けた際には「型」の字が用いられ、伝統的工芸品として通産省から指定を受けた際に「形」の字が用いられている。つまり、管轄省庁によって使い分けられており、いずれかが正しく他方が間違っているということではない。(伊勢形紙協同組合により、平成21年8月に「伊勢型紙」で商標登録された。)
☆ウィキペディアより